みなさん、こんにちは。今回は前回に続き見積書の内容について説明をします。
今回は外構や家以外に掛かった費用について話すよ。
建坪の費用は調べると何となく分かるんだけど、それ以外の費用ってイメージ付きにくいのよね…
じゃあ、実際の見積書と合わせて見てみようか。
実際に掛かった費用【外構】
我が家では建物以外のその他費用として750万円もの見積が計上されています。
建物工事以外にどういった事に費用が掛かっているのか解説いたします。
まず、一次外構とは建物工事前の整地に掛かる費用です。
これは我が家が実家から50坪の畑を譲り受けて家を建てたために掛かった費用ですが
見積書では実際に業者の計算ではなく、営業さんが土地の広さで多めに計上した金額です。
整地・植栽の処分で実際の金額は30万円ほどになりました。
宅地として整備された土地を購入する際にはほとんど掛からない費用でしょう。
次に、完成時外構とは家を建て終わった後の庭や駐車場などに掛かる工事費用です。
これも一次外構同様広さに応じて計上した金額ですが、さすがに50坪の土地を綺麗に庭として
整備する訳にもいかず、実際は車4台分の土間コン・折板カーポート・目隠しフェンス25m
宅配ポストなどを施工してもらっておよそ300万円強の費用となりました。
外構業者選びについて
ここで注意しておきたいのが、ハウスメーカーさんに紹介された提携業者さんは仲介料が
上乗せされているため、同様の工事内容でも数十万円は費用が高くなります。
費用を抑えたい場合には自分で地元の外構業者さんへ依頼をすることです。
業者選定の注意点として、ネットでの外構業者紹介サイトも同様に仲介手数料が
上乗せされているため、複数の見積書を取得しても少しの金額しか差が出ません。
なお、ハウスメーカー提携の業者は金額こそ上がるものの、家の工事と同時進行で
外構工事を進めてくれるというメリットがあります。
これは住宅完成後、更に一ヶ月間の駐車場工事が始まり入居が遅れるという事態を防いでくれます。
とは言え住宅完成後は何十年とその家に住める訳ですから、1ヶ月のために数十万円を払うのは
あまり得策ではありませんが、アパートの契約更新が迫っていたり引越しの繁忙期を避ける時には
選択肢の一つとして考える余地があるでしょう。
実際に掛かった費用【水道別途工事】
そして3つ目は我が家の工事で突発的に発生した水道別途工事です。
これは譲り受けた畑の敷地内に実家の水道管・水道メーターが敷設されており、
それらを撤去し、さらに実家へ新たに水道管を引き直すための工事費用が掛かりました。
これも宅地を購入したり、既に所持する宅地を利用する場合にはあまり発生しないと思われますが
安い土地を購入する場合には上下水道の確認は必ずしておきましょう。
・水道管を引こうとしたら他人の土地を経由する必要があった
・下水設備がないので浄化槽を設置しようとしたら排水を側溝へ流せない制約がある
など、家の契約後に調査を進めてから初めて分かる不測の事態もあります。
ハウスメーカー経由で購入した土地ではこういったトラブルは避けられると思いますが、
ご自身で安い土地を探す場合には注意が必要です。
他にも周辺との高低差により残土処理や盛土が必要となり、余計な出費が発生することもあります。
何事もネットで調べた金額だけで上手く進むということはないので、
建物工事以外にも数百万円は掛かるものとして考えていた方が良いでしょう。
実際に掛かった費用【農地転用・開発申請】
最後に、我が家は畑を宅地に変更して家を建てました。
この「農地転用」「開発申請」には短くても1・2か月の準備期間を要し、
金額もそこそこ掛かることと、住宅工事前に請求が発生することなのでローンには組み込めず、
自分でその費用を払う必要があります。
最近は引越費用や火災保険料まで住宅ローンに組み込めるようですが、事前に発生する費用も
あらかじめ調べておくと良いと思います。
今回は建物以外に掛かるその他費用についてお話しました。
他にも外構工事の節約のために自分達で人工芝を敷いた話なども出来たら良いなと思っています。
次回以降の記事もぜひ見て頂けたら幸いです。
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